『髪とお肌の未来を守るヘアーサロン』
hair エムドゥ.代表 ハヤトマサルです。
今回は【ストレス】をテーマにしてみようかなと。
『お客様との会話』で少なくない、こんな話題。
「原因はストレスですね。とりあえず薬出しときますので様子見てください。」と医師に診断された、という話。
僕個人の素人感想ですが、原因が分からないから無難にストレスとしておこう、と聞こえてしまうんです。
しかも(原因が特定できていない状態で)そこに薬を処方するなんて、いかがなものかと感じてしまい、嫌な気持ちになるんですよね。
※余談です。一応、ストレスとは以下の分類の総称です。
・ウイルスや細菌による生物学的ストレス
・紫外線や電磁波、放射線などによる物理学的ストレス
・農薬や食品添加物、薬や環境ホルモンなどの化学物質による科学的ストレス
・人間関係や仕事、社会的順応や将来の不安などによる精神的ストレス
これじゃ、どんな症状の原因にもなりますね。。
皆さんはどう思われたでしょうか?
僕は今回、この『とりあえずストレス』診断に一石を投じようと思います。
さて、『病は気から』という言葉がありますが、
コレ、実は神経系と免疫系の双方の関わり方による効果として、分子レベルで実証されているんです。
プラス思考は自己免疫力を高めてくれるということです。偽薬によるプラセボ効果なんかがそうですね。
ではその反対、否定的な思考によって起こるマイナスの効果は【ノセボ効果】というそうで、
たとえは改善が見込める治療であっても「効くワケないよ…」という気持ちで臨むと全く効かないという結果が出るそうです。マイナス思考も身体に影響を及ぼすということですね。
気持ちがこんなにも体調に影響するんだ。。という事を踏まえてストレスとは?と続きます。
ではいきなり【ストレス】の正体に焦点を当ててみます!
ストレス社会のストレス問題。この目に見えないものが健康被害の原因として一般に定着して長いですが、
実は【ストレスが健康に害を及ぼすメカニズムとその対策】は意外な結果で判明してました。
こんな研究結果があります↓
簡単に説明すると、
『ストレスが健康を害するわけではなく、
ストレスが健康を害するという意識が健康被害を生む。』
ということです。
えーっ?、、、ですよね。
でも、僕はすごく納得でした。
この研究データをみると、アメリカの実験で3万人の成人動向を8年間調査し、
『去年どれくらいストレスを感じたか』
『ストレスは健康に害を及ぼすと信じているか』
というアンケートを実施し、のちに公開された死亡データとアンケートを比較したところ、
昨年強くストレスを感じていた人の死亡率が43%高く、かつその全てがストレスと健康被害を信じていたひとであり、
同じく昨年強くストレスを感じたひとでもストレスと健康被害を信じていない人たちは、ストレスを感じないグループよりも更に死亡リスクが下回る結果でした。
・・・まさに病は気から、ではないでしょうか。
人はストレスを感じると、心拍が上がり、呼吸も早まり、あぶ汗をかいたりします。
これらの肉体的変化はプレッシャーに対応できない状態で、不安の表れと考えられてきました。
でもこの不快症状が実は体に活力を与え、ストレスに立ち向かう準備活動だとしたらどうでしょう?
・・・ちょっと想像しにくいと思うので、スポーツを例に挙げて説明してみます。
●Aさんはスポーツ好き・ワクワクドキドキ・ストレス発散できるという。
●Bさんはスポーツ苦手・緊張ドキドキ・プレッシャーからストレスを感じる
AさんもBさんも心拍は上がり、呼吸も早まるという状態は同じですが、
精神的な状態が違い、もう一つ、身体反応として血管の収縮が違うそうです。
深い洗脳のように『ストレスは体に悪い!』と信じ込んでいる方が多いかと思いますので大変難しいとは想像できますが、
重要なのはとっても大胆に心の底から思い切りアレを全否定することなんです。
そうです、、、
『ストレスが健康を害するは、間違いだった』と。
むしろBさんが感じているストレスは有用なもので、高鳴る鼓動と呼吸の早まりは苦手なことにチャレンジに備える体の準備であり、脳により多くの酸素を送り込んでいると。
この記事を書いていてふと思い出しました。
僕世代にはとっても有名な、プロテニスプレーヤーのジョン・マッケンローが現役当時、試合でベストなパフォーマンスを発揮できなくなったのは、どんな大舞台であっても緊張しなくなったからだと言ってた話。
マッケンローに限らずスポーツ選手や何かにチャレンジする人は、緊張(ストレス)を有用に利用しているんですね。納得。
話を戻しまして、
『ストレスは日々の生活なかにあるチャレンジに対して有用なもの』
と、気持ちがシフトできたひとはストレスに対する身体反応の仕方が変わったという結果が出ています。
普通、ストレス反応では心拍数が増え、血管が収縮するので慢性ストレスが心臓病の原因とされてきましたが、
ストレスは有用なものと理解したひとを対象としたストレステストでは、心臓は高鳴りますが、心血管は収縮せずにずっと健康な状態、喜びや勇気を感じるときの状態に酷似していると結果がでたそうです。
・・・こうなってくると、冒頭の医師の診断は患者の症状を改善どころか悪化、もしくは最悪の結果を招く可能性を内包していると言えるでしょう。
実際、アメリカの研究チームは死亡者数を8年間追跡し、18万2千人がストレスからではなく、ストレスが体に悪いと信じた事によって死期を早めた、と発表してます。
『結論。お医者さんへ→むやみにストレスとか言わないで。』←古いよ!そしてダサい。
いかがでしょうか?僕の拙い文章で伝わりましたでしょうか?
ストレスと健康被害は無関係ということは数年前から耳にしていましたが、なかなか誰かに上手く説明できるようにはまとまっていなかったので、文章にして整理がつきました。
オキシトシンホルモンの事にも触れたかったのですが、それはまた別の機会に。
皆さまのストレスに対するイメージが少しでも変化して
願わくばストレスとお友達になっていただけたらと思います。
追記。
ストレスと髪の関係について付け加えておきます。
『ストレスは抜け毛や白髪の原因になる』←ウソ
この辺もまたの機会に。
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